皆さんこんにちは「NIKEの家」です。 前回に引き続き、「ウッドデッキ」についてのお話しです。 前回は色んな楽しみ方のご紹介をしました。 前回の記事を見る 今回はウッドデッキにはどんな種類があるのか。 そして、それぞれのメリット・デメリットについて。 知らずに設置してからメンテナンスが出来なかったり、 負担に思って後悔してしまうと勿体無いので まずは知っておくことが大切です。
ぜひご参考にして下さい*
ウッドデッキには、大きく分けて天然木と人工木があります。 人工木とは、木粉に樹脂等を配合して木材に似せて加工された 人工的に作られた木材のことです。 また、天然木にはハードウッドとソフトウッドがあります。
【天然木:ハードウッド】 メリット ・自然そのままの風合いや質感を楽しむことができる ・熱がこもらない ・丈夫で耐久性がある(20年以上の耐久年数) ・害虫、腐朽の耐性に富み、薬剤処理が不要 デメリット ・加工、組み立てが難しい ・メンテナンスに手間がかかる ・コストが高い 【天然木:ソフトウッド】 メリット ・自然そのままの風合いや質感を楽しむことができる ・熱がこもらない ・柔らかいので加工がしやすい ・ハードウッドと比べるとリーズナブル デメリット ・耐久性はハードウッドに比べると弱い ・ステイン塗料などで防虫防腐対策をする必要がある ・メンテナンスが必要 【人工木】 メリット ・耐久性が高い ・メンテナンスが簡単で楽 ・工場での大量生産が可能な為お値打ちなものもある デメリット ・熱がこもりやすい (真夏の直射日光下では素足で歩くと危険なほど) ・気温などの変化により反りや歪みが生じる
まず、どうしてメンテナンスが必要なのでしょう。 ウッドデッキは屋外にあるので、雨風や強い日差しを浴び、 過酷な環境に長期間さらされています。 1年の間に寒暖の影響を大きく受けることもあり、 膨張したり、伸縮したりを繰り返しています。 そのようにして出来たヒビ割れに水分や汚れが入り、 ウッドデッキを痛めてしまうのです。 多湿や乾燥により伸縮を繰り返すことでヒビ割れる ↓ 割れ目に水分などが溜まり腐朽する それではメンテナンス方法です。 【人工木・天然木 共通メンテナンス】 ①砂ぼこりはこまめに掃除 板と板の間に詰まった砂ぼこりは、先の細いものを使って 取り除きます。放置していると木材の乾燥を進め、 埃の中の腐朽菌が木を腐らせる場合があります。 ②デッキブラシで水洗い 季節ごとにデッキブラシ等で軽くこすり、水を流します。 汚れがひどい場合は中性洗剤を使いましょう。 ③コケはすぐに取り除く コケがジメジメした部分に生えてきた場合は、すぐに デッキブラシでこすり落とします。 ④年に2回、念入りに掃除 上記の日頃のお手入れと並行して、年に2回ほど高圧洗浄機 などを使って汚れを落とすことがおすすめです。 普段は取れなかった汚れをすっきりさせましょう。 手強い汚れは、放置すると木材のダメージに繋がります。 高圧洗浄機がない場合は、念入りにデッキブラシで こすり洗いを。 【天然木 メンテナンス】 保護塗料の塗り替え 常に保護塗料で木材の表面を覆うことで、耐久性が向上し、 木材の腐食を大幅に遅らせることができます。 塗り直しの目安は1〜2年ほどですが、 お住まいの気候や環境によって違うので、 塗り替えタイミングを見極める必要があります。 見極めるポイントとしては、木材の地肌である“木地”が 表面に現れてきたら、塗り直しのサインです。 塗り替えのやり方 ①サンダーで表面をならし、その後水洗い ②塗料を全体的にハケで薄く塗る ムラにならないように、丁寧に2度ほど重ね塗りする ③ウッドデッキを十分乾燥させ、表面にゴミやホコリが 落ちていないか確認
いかがでしたか? 念願のマイホームに付けたウッドデッキ。 たくさん活用するためにも、長くきれいに保ちたいですね。 天然木の方が手間はかかりますが、天然木だからこその 良さもたくさんあります。 この手間を面倒と取るか、楽しみと取るか、 お客様のライフスタイルに合わせてお選び下さい* NIKEの家ではお客様一人ひとりに合った ご提案をさせて頂きます。 新居にウッドデッキを・・・とお考えの方や リフォームをご検討の方がおられましたら お気軽にご連絡ください。 お問合せはこちら