皆さんこんにちは「NIKEの家」です。
　
　梅雨の時期になりましたね。
　雨が続くと心も身体もどんより・・・ですが、
　もう一つ悩まされる問題が“洗濯”ではないでしょうか。

　そこで、近年人気の「ランドリールーム」についてご紹介します。
　梅雨の時期はもちろん、それ以外でも便利なランドリールーム。
　そもそもランドリールームってなに？
　メリット・デメリットも含めてご紹介！

　ぜひご参考にして下さい＊

■ランドリールームとは？

　ランドリールームとは、洗濯に関する家事をするための部屋です。
　衣類を洗う、干す、畳む、アイロンをかけるなどの様々な工程を
　一つの部屋でまかなえるというもの。

　最近は洗濯だけでなく、デスクを置いてパソコンを触ったり、
　ちょっとした作業もできるユーティリティの役割を持たせる
　ケースもあります。

　ランドリールームは室内干しができるよう、良く日の当たる位置に
　設け、大きな窓と物干しポールを設置するのが一般的です。

　ちなみに、よく似たものに「サンルーム」があります。　
　サンルームは、屋根や壁をガラス張りにするなどして日光が多く
　入るようにつくった部屋です。洗濯物を干すだけでなく、
　採光やくつろぎのためにも利用されます。

■ランドリールームをつくる理由

　近年人気のランドリールームですが、なぜこれほどに注目
　されているのでしょうか？

　その理由は、共働き世帯の家事を効率化できるからです。
　共働き世帯の方は、以下の悩みを抱えていないでしょうか。

　・暗くなる前に帰宅するのが難しい
　・家事の時間がじゅうぶんに取れない

　日中に洗濯物を取り込んだり、にわか雨に対応したりできません。
　ですから、室内干しが多くなりランドリールームが重宝するのです。

　ランドリールームは、家事の時短にも有効です。
　家事動線が短縮されるうえ、片づける手間が減ります。
　忙しいときは、洗濯用品や乾いた洗濯物をそのままにできる
　のも魅力です。

■ランドリールームのメリット

　①雨風、花粉、排気ガスなどを気にせず洗濯物が干せる
　天気の良くない日でも、部屋干し臭などを気にせず洗濯物を
　干すことができます。花粉や黄砂の時期なども安心です。

　②家事効率が上がる
　洗って干す、アイロンをかけて畳むまでの一連の動作が一部屋
　でできるので、家事の効率が上がります。
　さらに収納場所も考えて家づくりをするとさらに効率UP！
　
　③生活感をださず、スッキリした暮らしができる
　取り込んだ洗濯物を一時的にLDKに置かなくていいので、
　生活感を出さずに暮らすことができます。
　突然の来客があっても焦らずにすみますね。

■ランドリールームのデメリット

　①使わなくなってしまう恐れがある
　使い勝手を考えずに設置するとかえって不便になり、使わなく
　なってしまうケースもあります。
　ランドリールームを設置するときは、必ず1日のルーティーンや
　動線をしっかり把握し、配置を決めましょう。
　
　②家族の家事参加が減る
　ランドリールームが狭すぎると分担して家事をすることができず
　１人に対する家事負担が大きくなってしまいます。
　ランドリールームには２～３人で動きやすいくらいのスペースが
　あるといいですね。

　③通気性がないとカビが発生しやすくなる
　日当たりや通気性を考えて設置しない場合、湿気がこもり
　カビが発生することがあります。通気をよくし、風がよく通る
　設計にしましょう。
　
　④建築コストがアップする
　ランドリールームをつくると床面積や内装工事、電気配線が増え
　建築コストがアップします。限られた予算や床面積をランドリー
　ルームに割いてよいのか検討する必要があります。

■ランドリールームをつくる際の注意点

　間取り上の配置と方角
　ランドリールームは洗濯以外の家事や生活動線を考えて配置する
　事が大切です。LDKやお風呂、外部の洗濯物干し場がどこにある
　か考慮して間取りを考えます。
　
　おすすめの配置
　【キッチンの横】
　料理の合間に洗濯をされる方は、キッチンの横がおすすめです。
　特にLDKが2階でお風呂が1階にある場合、脱いだ衣類を持って
　上がればあとは2階で作業が完結できます。
　
　【洗濯物干し場の横】
　物干し場（ベランダやバルコニーなど）の横も便利です。
　洗濯物を外に干したり取り入れたりするのがラクになります。
　物干し場に出る際、家族の私室を通る必要がなくなるのも便利です。

　【脱衣室と兼用】
　脱衣室と兼用するケースもよくあります。風呂の残り湯を洗濯に
　使うご家庭や、脱いだ服を洗濯機に直接放り込みたい方にとって
　は、一番良い間取りでしょう。

　なお、ランドリールームの方角は、リビングやダイニングなどを
　優先して決めるとよいでしょう。滞在時間が長いリビングほど、
　最適な場所に置くのが鉄則です。

　風通しに気をつける
　「日当たり」を優先しがちですが、大事なのは通気性です。
　窓は２か所以上がオススメ。窓の大きさよりも、風が抜ける
　配置にすることが大切です。
　天窓もおすすめですが、夏は想像以上に暑くなってしまうのと、
　お手入れのしづらさがあるのでその点は注意して下さい。

　床や壁材に気をつける
　床や壁には水に強くて掃除がしやすいものを選ぶようにしま
　しょう。タイルなどがおすすめです。

　「しまう」も一緒に考える
　「洗濯」だけでなく「収納」までの動線を考えた配置にすると
　より使い勝手が良くなります。
　例えば、ランドリールーム横にファミリークロークを設置すると
　もっと家事がラクになりますね！

■まとめ

　

　いかがでしたか？ランドリールームは、家事の効率化や動線の
　短縮が期待できるので、忙しい共働き世帯や子育て世帯に注目
　されています。
　
　ただし、憧れのランドリールームもなんとなく作ってしまうと
　かえって不便になったり、使わなくなってスペースとお金が
　無駄になってしまいます。
　家づくりの段階でしっかり計画を立てることが重要です。

　NIKEの家では、プロの設計士と一緒にプランを考えていくので
　ご安心下さい。お客様のライフスタイルや家族構成などを
　踏まえて、お客様だけのオーダーメイド住宅をご提案いたします。

　気になる方はこちらまで。
　相談会はもちろん無料です。お気軽にどうぞ＊