皆さんこんにちは「NIKEの家」です。
前回に引き続き、収納についてのお話。
(前回の記事を読む)
Part2では施主様に了解を頂き、
実際の施工事例をもとに設計士が考えた収納術を大公開!
現在どのような使い方をしているのかもお聞きしました。
ぜひご参考にして下さい。
■施工事例のご紹介
今回ご紹介するお宅は、
〇延床面積148㎡、施工面積169㎡
〇住まい :滋賀県北部
〇家族構成:ご夫婦、お子さま一人、わんちゃん一匹
〇ご趣味 :キャンプやアウトドア
スノーボード
ポイントは・・・
・雪が降る地域なので、タイヤ置き場が必要
・キャンプグッズやBBQセット、スノーボードなど
大型の物が多い
・お子さまがまだ小さいので、物が増えることを見越して
収納に余裕を持たせる
それでは、実際に施工事例を見ていきましょう!
⚪︎玄関
入って正面の壁を一面棚に。
棚の高さは変えられるので、くつ以外にも傘や防災グッズ、
子どもの外用おもちゃなどが仕舞えます。
棚と玄関の間に一部壁をつくったことで目隠しができ、
程よく仕切るので圧迫感がありません。
また、棚の隣りには上着を掛けられるスペースがあります。
わんちゃんの散歩の時にバサッと羽織れるので便利です。
○キッチン
キッチンの前後に収納スペースを設置。
後ろの棚には食器などのキッチングッズを、
リビングから近い前の棚には小物を収納出来るようにしました。
また、一部をオープン棚にすることで
“見せる収納”も楽しめます。
○2階
ここはセカンドリビングとして設けた空間です。
眺望を活かしたベンチシートの周りをぐるりと囲う
本棚が魅力的ですが、
注目して頂きたいのは右手前の白い棚。
わずがなスペースですが扉付きの収納を設置し、
白にまとめたことで存在感を消しています。
2階にはこの他に、寝室にウォークインクローゼットと
納戸、もう一つ大きめの収納があります。
納戸にはシーズンオフの布団や洋服、
ゲスト用の寝具を収納。
もう一つの方には扇風機や加湿器、ビニールプールなど
使用期間の短いものを仕舞えるように。
○外部収納
右側の離れは外部収納です。
タイヤやアウトドアグッズの収納に。
アパートやマンション住まいでは必要なかった
はしごや掃除グッズが必要になる事もあるので
広め収納スペースを確保しておいた方が安心です。
○その他
キッチンの横に2帖のパントリーがあります。
ここは階段下を利用した空間です。
パントリーには食材や日用品のストックの他、
掃除機なども仕舞えるようにコンセントを設置しています。
■今回の設計ポイント
①空間の使い方
わずかにできたスペースや階段下を収納に利用
②適した場所に適した収納
そこで使う物や視線を考慮し、大きさや扉の有無を使い分ける
③使いやすい収納
用途に合わせてコンセントや電気、換気扇を付けたり、
棚の種類を使い分ける
■まとめ
いかがでしたか?
今回ご紹介したお宅では、まだ使っていない収納もあるそうで
余裕のある収納計画だったのかな、と思います。
今ある物を仕舞うだけでは将来収納が足りなくなってしまうかも
しれません。
家づくりをされる際には、“収納には余裕を持って”
計画することをおすすめします。
難しいなぁ… と感じた方、
私たちにお任せ下さい!
初めての家づくりは分からない事ばかりですが、
私たちや設計士がプロの視点からお客様をサポート致します。